失明に繋がりやすい病気

日本人における失明リスクの高い眼病

発症すると失明に繋がる数の多い眼病のトップ3は以下の通りです。

  • 1位:糖尿病網膜症
  • 2位:網膜色素変性症
  • 3位:加齢黄斑変性症

これらの眼病の特徴や治療方法についての説明です。

このようにいくつかの眼病が有りますが、その多くが長く続けてきた生活習慣からもたらされるものです。失明は、生活を大きく変化される事になるので、そのリスクを少しでも抑える為にも、どのような眼病なのか確認しておく事は大切です。

加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症は、50歳以上で発症率の高い黄斑変性症の一つで、主な原因は2種類。また、病気のタイプも2種類に分かれます。

原因の一つ。それは、後天的なもので、最近では、喫煙との関係性がわかり始めている事から、黄斑周辺に悪影響を与える活性酸素や毒素(老廃物)、細胞の酸欠状態や栄養不足など、体内環境の悪化が関係していると言われています。

この他にも、青色の光線など有害性の高い可視光線による悪影響など、本来は、ほとんど網膜に届くことの無い紫外線によるダメージである可能性なども視野に入れなくてはなりません。また、白内障の治療を行う事でも黄斑変性症のリスクを高くします。

これら攻撃因子から網膜を守る為に、網膜にはルテインやゼアキサンチンという色素成分が存在していています。

網膜を守る色素成分が不足すると、活性酸素を無害にする働きが弱り細胞が攻撃されやすくなり新生血管の発生を助長する可能性も考えられます。

糖尿病網膜症

食生活の欧米化に伴い、日本でも現代病の一つとして社会的な問題となっている糖尿病。その合併症として、毛細血管に起こる病気です。

糖尿病を発症すると、毛細血管に瘤(コブ)ができやすくなり、血管壁が無理矢理引き延ばされた状態になる部分が出来てしまったり、血管の内側が閉塞してしまいやすくなります。

病巣の範囲が少しずつ拡大することによって、症状が悪化していくのです。網膜全体に広がっていくと、視細胞が死滅し失明に至ります。

網膜色素変性症

ドライタイプの加齢黄斑変性症と同じように、遺伝子の異常で起こる眼病の一つです。

発症すると、網膜の神経細胞が徐々に死滅していき、その後に黒い色素が沈着してきます。

神経細胞の中でも、杆体細胞という暗がりでものを見る上で働く細胞から死んでいきます。

自覚症状として最初に確認しやすいのは、暗い所でものが見えにくくなる夜盲症。他にも視野狭窄や視力の低下など、一般的に誰でも自覚しやすい眼の症状の中の数パーセントの中に、網膜色素変性が含まれているのです。